群馬県には工場が多い？気軽に見学できる工場から求人まで徹底解説！

2023年12月11日更新

群馬県の産業、製造業についてご説明するとともに、工場見学が可能な工場をご紹介しています。群馬県の工場での派遣就業をお考えの方はぜひ参考にしてください。

群馬県で有名な工場とは？見学はできる？
群馬県に工場が多いのはなぜ？
群馬県の製造業の実績
群馬県の工場で働きたい！主な仕事内容とは？
群馬県の工場で働くメリット・デメリット
群馬県の工場の年収・月収とは？
群馬県の工場で働くならジョブ派遣にお任せください！
まとめ

群馬県で有名な工場とは？見学はできる？

群馬県にある工場見学が可能な施設をご紹介します。なお、新型コロナウイルスの影響で工場見学を休止している工場もありますので、事前にご確認ください。

ガトーフェスタハラダ本社工場

ガトーフェスタハラダの本社工場「シャトー・デュ・エスポワール（希望の館）」の工場見学では、ガトーラスクの製造工程を見学できるコースが設けられています。ガトーラスクの製造に重要なパン生地づくりや発酵、オーブンでの焼き上げまで、クオリティの高さと効率性を追求した独自の製造ラインを見学することができます。敷地内には直売店が併設されているので、買い物も楽しめます。

見学料：無料
お問い合わせ先：0120-060-137
所在地：群馬県高崎市新町1207

SUBARU 群馬製作所矢島工場（スバルビジターセンター）

SUBARU 群馬製作所矢島工場（スバルビジターセンター）の工場見学では、SUBARUの自動車のプレス工程や、ボデーの溶接組立工程、最終組立工程などを見学することができます。また、スバルビジターセンターでは、SUBARUの歴代の車や、SUBARUの個性的な技術、安全への取り組みなどを知ることができます。

見学料：無料
所要時間：1時間45分程度
お問い合わせ先：0276-48-3101
所在地：群馬県太田市庄屋町1-1

大塚製薬高崎工場

大塚製薬高崎工場の工場見学では、各種検査システム、製造工程の管理、ストック・出荷管理まで、すべてがコンピューターコントロールによって自動化された製造ラインを見学することができます。また、ポカリスエットミニミュージアムでは、ポカリスエットの歴史や世界のポカリスエットなど、様々な展示を楽しめます。

お問い合わせ先：027-353-2116
所在地：群馬県高崎市西横手町351-1

味の素冷凍食品関東工場

味の素冷凍食品関東工場の工場見学では、概要説明の後、見学者通路から「ギョーザ」と業務用スイーツの製造ラインを見学することができます。最後には試食タイムもあり、「ギョーザ」をはじめとする人気商品を試食することができます。

見学料：無料
所要時間：約2時間
お問い合わせ先：03-6367-9011
所在地：群馬県邑楽郡大泉町吉田1222番地

アサヒ飲料群馬工場（「カルピス」みらいのミュージアム）

アサヒ飲料群馬工場は、新鮮な生乳の調達に恵まれた館林に位置する工場で、「カルピス」ブランド商品や「カルピス（株）特撰バター」などを生産しています。工場見学では、カルピスの歴史や想いが分かる展示物や製造工程を見学できるほか、工場でつくられたカルピスの試飲を楽しむことができます。

見学料：無料
所要時間：約90分
お問い合わせ先：0276-74-8593
所在地：群馬県館林市大新田町166

群馬県に工場が多いのはなぜ？

群馬県には多くの工場が建ち並んでいます。経済産業省がおこなった「2021年工場立地動向調査」によると、群馬県の工場立地件数は49件で全国4位、工場の立地面積は67haで全国6位となっています。

高度経済成長期以降、東京を中心とした大都市圏の人口が増加したことで市街地が拡大し、工場を建てるための用地が不足しました。そこで、注目されたのが群馬などの北関東でした。特に群馬県は、本州のほぼ中央、東京から約100kmに位置し、高速交通網が整備されています。自動車道を見てみると、西方面へは「上信越自動車道」を使うことができ、首都圏を通らずに中京エリア・関西エリアに行くことができます。東方面は「北関東自動車道」「東北自動車道」を使って東北エリア・北海道エリアにアクセスできます。加えて、南北方面には「関越自動車道」が走っています。

このようなアクセスの良さに目をつけた多くの企業が、群馬県に工場を置くようになりました。大手企業の工場も多く、有名なところでは、ヨーグルトでお馴染みの「ダノンジャパン」や、シリアルでお馴染みの「日本ケロッグ」、ハーゲンダッツのアイスクリームを製造する「タカナシ乳業」などが群馬県に工場を置いています。

また、災害リスクが低いことも、多くの企業が群馬県に工場を置く理由の一つです。群馬県は震度4以上の地震の回数や、水害の被害額が関東1都6県のなかで最少です。災害によって工場が被害を受けると事業に大きな影響が及ぶため、それを避けたい企業が群馬県を選んでいると考えられます。

群馬県の製造業の実績

日本の近代化を支えた富岡製糸場や中島飛行機の航空機製造技術など、優れた技能の蓄積が現在の群馬県のものづくり産業を支えています。2019年の製造品出荷額等は約8兆9,819億円で、全国12位となっています。

群馬県の上位産業（生産額ベース）に挙げられるのが、「輸送用機械器具製造業」「食料品製造業」「業務用機械器具製造業」などです。製造品出荷額等が全国1位（令和元年）の製品としては、「乗用車ボデー（793億円）」「コーヒー飲料（373億円）」「金融用端末装置（360億円）」「豆腐（290億円）」などがあります。

群馬県近郊で製造業が盛んな静岡県や千葉県の情報は、以下のページからご確認ください。

>> 静岡県は工場が多い？見学はできる？静岡県の工場ならではの求人についても解説！

>> 千葉県にあるのはどんな工場?愛知県とも比較して解説！

群馬県の工場で働きたい！主な仕事内容とは？

加工

加工は、組付けをする前に、組付けしやすくなるように部品を加工する仕事です。部品に傷などがないか目視で確認したうえで、機械に部品をセットして加工していきます。

>> 加工の工場派遣求人はこちら

組付け・組立

組付け・組立は、加工された部品を取り付けていく仕事です。機械を使って、もしくは人の手によって決まった位置に部品を取り付けて製品を完成させます。

>> 組付け・組立の工場派遣求人はこちら

ピッキング

ピッキングは、伝票や指示書の内容に従って、工場に保管されている部品を選び出す仕事です。数多くの部品のなかから目的の部品を探して集めてきます。

>> ピッキングの工場派遣求人はこちら

その他、工場の仕事の種類や職種については、以下の記事で詳しく解説しています。

>> 工場の仕事の種類は？仕事内容や募集職種について解説！

群馬県の工場で働くメリット・デメリット

群馬県の工場では他県出身の人も多く働いています。他県の方に向け群馬県の工場で働くメリット・デメリットをご紹介します。

メリット①群馬県は物価が安い

総務省がおこなった「小売物価統計調査（構造編）」（2021年）によると、群馬県は全国で2番目に物価水準が低い県となっています（もっとも低いのは宮崎県）。項目別に見てみると、特に安いのが教育費と住居費です。また、群馬県の県庁所在地である前橋市は、全国の県庁所在地と政令指定都市のなかでもっとも物価水準が低い都市になっています。

メリット②群馬県は都心へのアクセスが良い

都心へのアクセスが良いことも群馬県のメリットの一つです。「上信越自動車道」「北関東自動車道」「東北自動車道」「関越自動車道」など高速交通網が充実しているのは上述したとおりです。「上越新幹線」を利用すれば、高崎駅から東京駅まで約50分、池袋駅まで約1時間、新宿駅や品川駅まで約1時間10分でアクセスできます。