3勤3休てどんな働き方?スケジュールや年収、メリット・デメリットを紹介!

2024年3月13日更新

3勤3休で勤務するメリット・デメリットは?きついって本当?

3勤3休とは「3日働いて3日休む」を繰り返す勤務形態で、工場勤務などでよく見られます。3勤3休で働いたことがない人は「きついの?」「楽なの?」「稼げるの?」など様々な疑問があるでしょう。今回は、3勤3休の働き方やメリット・デメリットなどについて解説していきます。

3勤3休ってどんな働き方?

3勤3休は、3日働いて3日休むという勤務形態で、2交代制の工場勤務でよく見られます。「3日間勤務 → 3日間休日」を繰り返すので、つまりは1ヶ月(1年)の半分は休みということになります。

3勤3休は一般的な勤務形態よりも休日日数が多いぶん、出勤日の労働時間が長く、8時~20時など1日あたり12時間労働のところが多いようです。また、日勤と夜勤が交互になるのも3勤3休の特徴だと言えます。カレンダーで見ると、たとえば以下のようになります。

曜日勤務時間シフト
月曜日8:00~20:00日勤
火曜日8:00~20:00日勤
水曜日8:00~20:00日勤
木曜日休み
金曜日休み
土曜日休み
日曜日20:00~8:00夜勤
月曜日20:00~8:00夜勤
火曜日20:00~8:00夜勤
水曜日休み
木曜日休み
金曜日休み
土曜日8:00~20:00日勤
日曜日8:00~20:00日勤
月曜日8:00~20:00日勤

3勤3休の給料はどのくらい?年収や月の手取りは?

3勤3休の給料は、雇用形態、勤務時間、経験、年齢、地域、企業規模などによって大きく異なります。

年収

  • 正社員:約360万円~500万円
  • 派遣社員:約240万円~360万円
  • アルバイト・パート:約150万円~240万円

月の手取り

  • 正社員:約24万円~33万円
  • 派遣社員:約16万円~24万円
  • アルバイト・パート:約10万円~16万円

3勤3休は、ワークライフバランスを重視したい人にとって魅力的な勤務形態ですが、一般的な勤務形態よりも給料が低い傾向があります。

3勤3休のメリットとは?

3勤3休は休日が多い

3勤3休の最大のメリットは休みが多いことです。土日休みの仕事の場合、月間の労働日数は20日~22日程度、月間の休日は8日~10日程度ですが、3勤3休の場合は半分が休みになるので、月間の労働日数も休日も15日程度になります。年間休日で見ると182日程度になります。

3勤3休は平日にまとまった休みをとれる

土日休みの仕事の場合、有給を使わない限り2連休しか取れませんが、3勤3休の場合は3連休が確保されています。そのうえ、平日の3連休になることも少なくありません。

平日に3連休があれば旅行にも安く行けますし、土日だと混雑・渋滞する場所も空いています。プライベートを充実させたい人にとっては、理想的な勤務形態だと言えるでしょう。もちろん休日の使い方は人それぞれなので、収入を増やしたい人は副業をすることもできますし、資格取得のために勉強することもできます。いずれにしても、まとまった時間を確保したい人にとって3勤3休は非常に嬉しい勤務形態になるはずです。

3勤3休は通勤ラッシュを避けられる

3勤3休はホワイトカラーの労働者と出勤時間をずらすため、日勤の場合は7時半や8時など早めの時間に勤務を開始するのが一般的です。そのため、通勤ラッシュに巻き込まれず、無駄なストレスを抱えずに済みます。

残業が少ない

3勤務3休制は交替制なので、やり残した仕事を次のシフトに引き継ぎます。なので、引き継ぎの際にトラブルが発生するという事態が発生しない限り、ほとんど残業が発生しません。
そのため、残業ができない・したくないという方にはオススメです。

3勤3休のデメリットとは?

3勤3休は夜勤で生活リズムが乱れがち

上述のとおり、3勤3休は日勤と夜勤が交互になります。3日連続の夜勤が終われば休みに入りますが、昼間のリズムに戻すのが難しく、せっかくの休みなのに日中に眠くなってしまうといったことも考えられます。逆も同様で、昼型の生活から夜勤に入るときにうまくリズムをつくれずに、夜勤中に眠くなってしまう人もいるようです。特に夜勤が初めての人が3勤3休で働くと、十分な睡眠をとれずに体調を崩してしまうケースも少なくありません。

夜勤対策については以下の記事で詳しく解説していますので、ぜひ参考にしてください。

3勤3休は1日の労働時間が長くて疲れる

3勤3休の仕事は休日が多いのがメリットですが、そのぶん1日あたりの労働時間が長く、12時間労働が基本です。そのため、慣れないうちはきついと感じることもあるでしょう。疲労が溜まりすぎて、回復するために休日が1~2日つぶれてしまうという人もいるようです。

また、12時間労働の前後1時間を通勤や準備の時間とすると14時間になり、仕事以外の時間は10時間になります。当然ですが、この10時間には睡眠や入浴、食事の時間も含まれます。たとえば、日勤で20時に仕事を終え、21時に帰宅したとします。ご飯を食べたりお風呂に入ったりしていたらすぐに23時になってしまうでしょう。翌日は6時起床だとすると、そろそろ寝る時間です。3勤3休の勤務日は、自由時間はほとんどないものと考えておいたほうが良いでしょう。

3勤3休は家族や友人と予定を合わせにくい

世の中の多くの仕事は土日休みなので、3勤3休で働いていると家族や友人と予定を合わせにくくなります。子どもと遊びに行けないことで不満を持たれてしまったり、友人と会えないことで疎遠になってしまったりすることもあるかもしれません。ただ、3勤3休は6日が1サイクルになるので、休みの曜日が少しずつずれて土日が休みになることもあります。そのようなタイミングは、周囲と予定を合わせるチャンスです。

3勤3休で高収入を目指すのは難しい

3勤3休は勤務日数が少ないため、当然給料も少なめになります。夜勤時の夜勤手当は支給されますが、そもそも1日の勤務時間が長いので残業はほとんどなく、残業手当は期待できません。「手取りよりも休みのほうが優先」という人は3勤3休に向いていますが、「高収入を得たい」「貯金をしたい」といった人は別の勤務形態を選んだほうが良いでしょう。

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3勤3休は休日が多い!3勤3休に向いている人

3勤3休のシフトは1週間に3日の休みがあり、プライベートの時間を確保しやすい勤務体系です。そのため、以下のような人に3勤3休は向いているでしょう。

  • プライベートを大切にしたい人
  • 旅行や趣味など、まとまった時間を有効活用したい人
  • 仕事とプライベートのメリハリをつけたい人
  • 規則正しい生活を送りたい人
  • 体力に自信がある人

3勤3休はきつい?3勤3休が向いていない人

3勤3休のメリット・デメリットを踏まえると、以下のような人は3勤3休に向いていないと言えます。特に、10時間を超える長時間労働をしたことがない人や、夜勤・日勤を繰り返すシフトで働いたことがない人にとって3勤3休はきつい働き方になりそうです。

  • 土日祝日は休みたい
  • 家族や友人がほとんど土日休み
  • 体力的に長時間の仕事は自信がない
  • 育児などがあり、長時間の仕事はできない
  • 夜勤が苦手(夜勤で働きたくない)
  • できるだけ稼ぎたい

続けやすいお仕事への転職のポイント!

変則的なスケジュールや長時間労働を避けたい場合には、「土日休み」や「日勤のみ」といったキーワードでお仕事を探すと良いでしょう。
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3勤3休は有休取れるの?

就労から6か月勤務すると、雇用形態に関係なく有給が付与されることは労働基準法で定められているので、3勤3休であっても有給は取ることができます。

ただし、工場勤務の場合は、作業の流れに支障がでないよう、事前に上司や同僚に相談し、計画的に有給休暇を取得するのが賢明でしょう。

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まとめ

「勤務時間が長くても休日が多いほうがいい」「給料よりもプライベートの時間を優先したい」という方は、3勤3休の仕事にチャレンジしてみるのが良いでしょう。ただし、3勤3休は夜勤がネックになることも少なくないようです。「工場勤務に興味があるけど夜勤は嫌だ」という人は、日勤のみの求人を探してみましょう。

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